スタッフが困ったとき
私が現場に行ってあげれば
それは、スタッフも安心するとは思うのですが、

それでいいのか？と
思うようになりました。

自分が行けば
指示が出されるので
スタッフとしては問題は解決しますが

しかし、自分の時間もとられるし
いつまでたってもそのスタッフが育ちません。

私が答えを伝えるのは簡単です。

でも、
私が答えを言うだけになると
スタッフは考えません。
ただ答えを待つようになります。

自分で考えようとしない人は
仕事がいつまでも
自分事になりません。

そして、自分事になった経験が少ないと
いざ困ったことがあっても、
考えることができない・・・
そもそも、自分で考えなくなります。

こうなると
この人は育ちません。



また、自分の時間は大事です。

私は経営者または管理者なので
現場の仕事より全体的なかじ取りをするのがメインの仕事です。

私が現場にいすぎることで
会社全体の成長に目が向けられていなければ
会社の成長は見込めないので
会社が回っていても
損失になります。

だから、時間がかかっても
失敗してもいいから
できる限り、現場のスタッフにやってもらう、考えてもらうという
過程が必要になります。

スタッフの成長は
仕事を任せ
責任をもってもらうしかないからです。