今日の母の出来事は昨日と同じ車の運転中にふと思ったことです
それは母が運転している時にたまに
「私車の運転してる!すごい」と思うらしくて
その理由は車の免許を取ったのは40歳手前だったところまで記憶がさかのぼります
40歳になる前に何かやりたくて思いついたのが車の免許を取ること
まさかこの歳で自分が免許を取るなんて、取れるなんて思ってもいなかったといいます
でもなぜそれができたかと言うと
私たち兄弟がいたから。
どこかに出かけるにも父を待って頼ったり、バスで出かけても時間に左右されること、
友達の車に乗せてもらうのも気を使うし。。。
そんなとき
“車の免許があれば視野が広がるよ”と父に言われたこともあり決断したわけです
それでも勉強は嫌いだし自分が免許なんて取れるわけがないという思いが心の中につきまとっていました
季節は冬で視界が悪く怖い思いをしながら4回の試験に落ちて母は父に「もう辞めるわ」と漏らしました
その時父は「子供たちの手前、途中で諦めてほしくない」という言葉にムカつきながら思い直して5回目の試験で合格したというエピソードです
ここで今日の本題は、
母はなぜたまに車の運転中に「私車の運転してる!すごい」と思うのかというところにフォーカスしてみました
これはあくまでも娘の考えになってしまうのですが、
母はよく’物覚えが悪い”この歳で恥ずかしい’など”ない”に目を向けることがあります
でも苦手だった免許を取った自分は凄い‼︎と母の心が母自身を褒めているのかなと私は思ったのです
“ない”をみるのではなくて”ある”に目を向ける
これは最近兄が教えてくれたことです
少しだけマイナス思考になりがちな母に、母自身が車を運転できることの凄さや、運転自体は今も嫌いだけど家族のために取ったこと、勉強だって子供が寝た後に頑張ってやったこと、もうダメだと思った4回目の試験もやっぱり意地で勝ち取ったことは素晴らしいこと‼︎
それらを母に思い出してほしい
だからたまに心がそう思い出させてくれてるのかなというところに落ちつきました
娘の私だってそう思います
運転以外でも母はよく家族のために頑張ってくれています
そのことに本人が気が付いてないことがあるけど周りは気づいてるし我慢強く諦めない母
そう思ってる人がいることと母自身が今のままでも素晴らしい人だってことを感じてくれたらいいなと思っています⭐︎